頭皮のベタつきが心配?それ、本当に薄毛の原因?

「頭皮の皮脂が多いとハゲる」と思っている方も多いかもしれませんが、実はこれは少し誤解があります。

というのも、皮脂は頭皮にとって大切な存在で、誰にでもあるものだからです。

皮脂には、頭皮のうるおいを保ち、外からの刺激から守ってくれるバリアのような役割があります。

ですから、皮脂がある=悪いというわけではないんです。

もし皮脂が本当に薄毛の原因なら、すべての人が薄毛になってしまっているはずですよね。

問題になるのは、皮脂の量が多すぎたり、逆にまったく足りなかったりする場合です。

たとえば皮脂が過剰になると、菌のバランスが崩れて「脂漏性皮膚炎」などのトラブルが起こりやすくなります。

これが抜け毛や薄毛につながることもあります。

一方で、皮脂がまったくなくなってしまうと、頭皮のバリア機能が失われ、ダメージを受けやすい状態に。

これもまた、髪にとってはマイナスです。

つまり、**皮脂そのものが悪いのではなく、大事なのは「皮脂のバランス」**ということ。

適度な皮脂を保つことで、健やかな頭皮と髪の環境を整えることができるのです。

皮脂は天然のバリア!

頭皮の守り神

世間ではすっかり「悪者扱い」されてしまっている皮脂ですが、実はそのイメージとは正反対。
皮脂は、頭皮を守るための天然のバリア機能として働いてくれている、大切な存在なんです。

というのも、頭皮は私たちが思っている以上にさまざまな刺激にさらされています。
空気の乾燥や紫外線、そして目には見えない細菌やホコリなど…。

そういった外的な刺激から頭皮を守ってくれているのが、皮脂なんですね。

皮脂があるおかげで、頭皮のうるおいが保たれ、不要なダメージを受けにくくなっています。

つまり、皮脂は決して悪者ではなく、頭皮の守り神的な存在なのです。

CHECK!

頭皮の皮脂バリアを弱らせてしまうNG行動

…こんな習慣、心当たりありませんか?

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    POINT01

    自分に合った“やさしいシャンプー”を選ぼう

    正しいシャンプーの仕方と同じくらい大切なのが、**「自分の頭皮や髪質に合ったシャンプーを選ぶこと」**です。

    というのも、市販のシャンプーの中には洗浄力がとても強いものも多く、こうしたタイプを使い続けると、本来必要な皮脂までごっそり落としてしまうことがあります。

    そうなると、頭皮は乾燥し、バリア機能が低下。

    結果として、炎症や抜け毛の原因につながってしまうこともあるんです。

    では、どんなシャンプーを選べばいいのでしょうか?

    まずは、アミノ酸系やベタイン系のやさしい洗浄成分が使われているものを選ぶのが基本です。

    こうしたシャンプーは頭皮のうるおいを保ちながら、余分な汚れや皮脂だけをやさしく洗い流してくれます。

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    POINT02

    シャンプーの前に「ブラッシング」と「予洗い」を忘れずに

    シャンプーというと、泡立てて洗うところから始めてしまいがちですが、実は本当のスタートはシャンプーの前から始まっています。

    まず取り入れたいのが、ブラッシングです。

    シャンプー前に髪を軽くとかしておくことで、髪のもつれをほぐし、頭皮に付着したホコリやフケなどの汚れをあらかじめ浮かせることができます。

    これにより、シャンプーの泡立ちがよくなり、洗浄効果も高まるんです。

    次に大事なのが、予洗い(すすぎ洗い)

    これはシャンプーを使う前に、ぬるま湯で1〜2分ほどしっかり頭皮と髪を洗い流すことを指します。

    この工程で、髪や頭皮の汚れの7〜8割は落とせると言われています。

    熱すぎるお湯はNG。38℃前後のぬるま湯を使って、指の腹でやさしく頭皮をなでるようにして洗いましょう。こうすることで、シャンプーの量を減らせたり、摩擦を軽減できたりと、頭皮にとって良いことづくしなんです。

    この「ブラッシング+予洗い」のひと手間を加えるだけで、頭皮の負担はぐっと減り、シャンプーの効果もより発揮されるようになります。

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    POINT03

    シャンプーは“泡立ててから”が基本!頭皮はやさしく丁寧に洗おう

    予洗いが終わったら、いよいよシャンプーの出番です。

    ここで大切なのは、シャンプーを手のひらでしっかり泡立ててから使うこと

    ボトルから出したシャンプーをそのまま頭皮につけてしまうと、成分が一点に集中して刺激になる可能性があります。

    また、髪同士の摩擦も起こりやすく、ダメージの原因にもなります。

    まずは手のひらに適量をとり、少量のぬるま湯を加えて空気を含ませるように泡立てるのがポイント。もこもこの泡ができたら、それを頭全体にのせて、指の腹を使ってやさしく頭皮をマッサージするように洗いましょう

    このとき、爪を立ててゴシゴシ洗うのはNG!頭皮を傷つけてしまい、炎症やフケの原因になります。
    あくまで**「頭皮を動かすイメージ」で、円を描くように指先で優しく洗う」**のが理想です。

    しっかり泡立てたシャンプーを使えば、髪の絡まりも防げて、汚れも効率よく落とすことができます。泡のクッションが摩擦から頭皮と髪を守ってくれるんですね。

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    POINT04

    シャンプー後は“すすぎ”がとても大切!

    シャンプーで汚れを落とした後は、丁寧なすすぎがとても重要です。

    ここをおろそかにしてしまうと、シャンプー剤が頭皮に残ってトラブルの原因になることがあります。

    とくにアミノ酸系などのやさしいシャンプーは、洗浄力がマイルドな分、すすぎ残しが起きやすいとも言われています。

    だからこそ、時間をかけてしっかりすすぐことが大切なんです。

    また、「シャンプーよりすすぎに時間をかける」くらいの気持ちでちょうどいいとも言われています。
    泡が見えなくなっても、頭皮の中に残っている可能性があるので、念には念を入れてすすぎましょう。

    すすぎをしっかり行うことで、頭皮トラブルを防ぎ、皮脂のバリア機能を守ることにもつながります。

    頭皮にとって優しい習慣のひとつです。

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    POINT05

    タオルドライの後は、必ずドライヤーで乾かそう

    シャンプーをしてしっかりすすいだら、仕上げは乾かすケアです。

    ここも意外と軽視されがちですが、髪や頭皮の健康を守るためにとても大切なステップなんです。

    まずは、タオルドライで髪の水分をしっかり取ります。

    ゴシゴシこするのではなく、タオルで髪をはさむようにして、水分をポンポンと吸い取るのがポイントです。

    こすってしまうと、髪のキューティクルが傷つきやすくなってしまいます。

    そのあと、必ずドライヤーで頭皮までしっかり乾かしましょう
    「自然乾燥派」という方も多いかもしれませんが、実は自然乾燥は頭皮にとってあまり良くありません。

    濡れた状態が長く続くと、雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイやフケ、かゆみの原因になることもあります。

生活習慣も要注意!

ここまでで、間違ったシャンプーが頭皮の皮脂バリアを壊してしまうというお話をしてきましたが、実はこの皮脂のバリア機能は、生活習慣によっても左右されるんです。

たとえば、偏った食生活や睡眠不足、運動不足、過度なストレス…。こうした不健康な生活を続けていると、頭皮環境も少しずつ乱れ、皮脂の分泌バランスが崩れたり、バリア機能が弱まったりしてしまいます。

逆に言えば、生活習慣を整えることで、皮脂のバリア機能は守られ、むしろ強くしていくことも可能なんです。

・栄養バランスのとれた食事
・軽くでも続けられる運動
・しっかりと質のいい睡眠
・適度にストレスを発散できる時間

これらを意識することで、体の内側から頭皮のコンディションが整い、健やかな髪を育てる土台がしっかりできあがります。

つまり、健康な頭皮は健康な体から、そして健康な体は、毎日の生活習慣から生まれるということですね。

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